パソコンのファンの音がうるさいと作業に集中できませんよね。
そんなときに簡単に静音化する方法をご紹介します。
システムの冷却ポリシーで静音化する
電源オプションの中にあるシステムの冷却ポリシーを変更することで静音化できます。
下の画面は Windows 11 のものですが、Windows 10 も同じ操作で設定できます。
まず、スタートメニュを開いて、[電源]で検索します。
そうすると、[電源プランの編集]という項目が出てきますので、これをクリックします。
プラン設定の編集という画面が出ますので、[詳細な電源設定の変更(C)]をクリックします。
電源オプション設定画面が表示されますので、[プロセッサの電源管理]内の[システムの冷却ポリシー]を パッシブ に変更します。
これで完了です。簡単ですね。
CPUの最大性能を抑える
もう一つ、こちらはCPUの最大性能を抑えることで静音化する方法です。
かなりCPU性能が落ちますので、性能よりも静音化を優先したい場合に試してみてください。
先ほどの[プロセッサの電源管理内]に[最大のプロセッサの状態]という項目がありますので、これを 99% に設定します。
こうすることで、ターボブーストが無効になります。
ターボブーストというのは、処理負荷が上がった際に自動的にCPU動作周波数を上げる機能です。
動作周波数が上がると発熱が増えてファンの回転が上がるので、それを防ごうというわけです。
ただし、かなりパソコンの性能が落ちるので最後の手段としてどうぞ。
UEFIの設定で静音化する
PCによってはUEFIの設定でも静音化できます。
こちらは ThinkCentre M75q Tiny の例ですが、もしお使いのPCに同様の機能があれば試してみてください。
ファンを掃除する
何年も使っていると、CPUファンにホコリが溜まって冷却効率が落ちている場合があります。
そんな場合は、CPUファンを掃除すると効果抜群です。
こちらも ThinkCentre M75q Tiny の例ですが、ぜひ参考にしてCPUファンの掃除にチャレンジしてください。
劇的に静かになりますよ!