最近は不正ログイン対策として二段階認証を採用するサービスが増えています。
二段階認証は不正ログイン対策としてとても有効なんですが、面倒なことが一つ。
それが、スマホ機種変更時のデータ移行です。
二段階認証アプリとしてGoogle Authenticator(Google認証アプリ)を使っている方が多いと思いますが、Google Authenticatorのデータはバックアップが取れないため新しいスマホにデータを移行することができません。iTunesで取ったバックアップを復元してもダメです。
そのため、いったん二段階認証を解除して、新しいスマホで再度二段階認証設定をしないといけません。
これはかなり面倒。この記事を読んでいるということは、多分この問題に直面してるということですね。
二段階認証のデータを超簡単に移行する方法
そんな問題を解決するすごく便利なアプリが登場しました。それがこれです。
Microsoft Authenticatorは以前からあるアプリなんですが、Google Authenticatorに比べてマイナーな存在なんですが、バージョン5.7.0に待望の新機能が実装されました。
それがバックアップと回復機能です。
バックアップと回復の機能が稼働中です。新しいデバイスに移行するときは、Microsoft Authenticator アプリにアカウントが保持されるため、デバイスから閉め出されたり、もう一度セットアップが必要になったりする事態を防止できます。
スマホ機種変更時の手間が一気に減らせられる!これはうれしい!!!
Microsoft Authenticatorを使用した二段階認証移行方法
Microsoft Authenticatorの二段階認証データを移行するには、マイクロソフトアカウントが必要です。
マイクロソフトアカウントを持っていない方はこちらからアカウントを登録してください。
マイクロソフトアカウントを取得したら、Microsoft Authenticatorの設定メニューから自動バックアップを有効にします。
この際にマイクロソフトアカウントの認証が必要になります。
たったこれだけでスマホ移行時の手間が大幅に減らせます。これは便利!
Google Authenticatorもバックアップに対応してほしいですね。